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BMW E60 サンルーフ溝の詰まりからのバッテリー故障

2018.03.06

入庫されたBMW E60

車両データ

BMW E60
平成18年9月
走行距離 113,844㎞

状況確認

エンジンがかからないということで入庫されました。
状況としては、セルモーターが回らず室内灯もつかず、メーターもつかない状態。

まずバッテリーの状態を確認するためにトランクのバッテリーボックスを開けたところ、中が水たまりの状態に。
ひとまず水を抜き、バッテリー電圧を測ったところ1v以下。
バッテリーが完全放電状態になっていました。

バッテリーボックスの中が水たまりの状態に

まず水がたまった原因から特定するために、ひたすらボディに水をかけていきます。
シャワーテスト

すると、サンルーフのレール溝の排水ホースのつまりにより、レール溝に水がたまり、あふれて落ちてくることが判明しました。
サンルーフのレール溝赤い印の部分がレール溝

修理工程

ルーフライニングを外して、原因となる排水ホースを清浄。
排水ホース

この排水ホースが詰まっていました。
水漏れは解決したことを確認しました。
詰まっていた排水ホース

原因が解決したので、バッテリーを交換して完了と思いきや、まったく反応がありません。

診断機をつないで確認したところ、「消費電力大」と表示されるのみ。
こういった表示が出ていても、新品バッテリーに交換したのでかからないことはないはずですが、今回は反応がない状態です。

水をかぶったことにより、バッテリーセンサー(IBSセンサー)が内部ショートを起こしてしまったのではないかと推測し、ひとまずバッテリーセンサーのコネクターを外してみることに。
交換したIBSバッテリーケーブル

結果、セルが元気に回り、無事エンジンがかかりました。
やはりバッテリーセンサーの故障だったようです。
バッテリーセンサーはケーブルごと交換しました。
新品バッテリーとIBSセンサーコネクタ

テスターでバッテリーの更新をして、作業完了。
セルも元気に回り、水漏れも全くない状態で納車です。

再発防止のアドバイス

サンルーフがついている車両は、レール溝に汚れがたまり排水ホースが詰まることがよくあります。
今回の車両のように、電気系トラブルにもつながるので、定期的な排水ホースの清浄をお勧めします。

【担当:小澤】

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