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ベンツ W220 オーバーヒート解消

2018.06.09

入庫されたベンツW220

車両データ

ベンツ W220 Sクラス
平成15年
走行距離 10万㎞

状況確認

オーバーヒート気味になる(特にアイドリング時)ということで入庫されました。

ラジエーターのアッパーホースとロアホースの温度差を確認し、ひとまずサーモスタッドは問題ないことが分かりました。
テスターをつなぎ、フォルトコードが出ていないか確認しましたが、何も出ていません。
しばらくエンジンをかけた状態で水温が上がるまで待つことにします。
すると、100℃くらいまで水温が上がってもファンが回っていないことが判明しました。
ファンが回らないためにオーバーヒート気味になることが分かったので、診断していきます。

配線図
まずは配線図を見てファンまでの電源確認をします。
電源が来ていないということになるとファンの手前の問題なので、関係するヒューズを見ていきます。
結果、ヒューズが切れているなどの問題はありませんでした。

そうなるとファンのコントロールユニットが疑われます。
電源自体は来ているようなので、エンジンのコントロールユニットの信号が来ていないか、ファンコントロールユニットからファンへの信号が出ていないかのいずれか。
確認したところ、エンジンのコントロールユニットの信号は来ていましたが、ファンコントロールユニットからファンへの信号が出ていませんでした。

ファンコントロールユニットの故障という線が濃厚ですが、念のためファン自体に直接電源を入れて作動確認したところ問題なくファンは回っていましたので、ファンコントロールユニットの故障と断定しました。
解決策として、新品のファンコントロールユニットを調達して交換することになりました。

作業工程

右側ライトを外したところ
ファンコントロールユニットは右のライトを外した下側についています。

グレーの部品がファンコントロールユニット
グレーの部品です。

ファンコントロールユニット新旧
ファンコントロールユニット新旧

交換後、長い距離を試走したりしばらくアイドリングしたりしてみましたが、問題なくファンも回り、オーバーヒートにならないことを確認して作業完了となりました。

同車種ユーザー様へのアドバイス

W220は非常に購入しやすい価格帯になりましたが、年式的に故障が多くなるころなので、定期的な点検をおすすめします。

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