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VWゴルフ ブローバイバルブ交換

2018.07.19

車両データ

VWゴルフ5 GTI
平成218年
走行距離 152,600㎞

状況確認

「アイドリングが不安定で気になる」ということで入庫されました。
早速テスターで調査していくと、フォルトコードだらけでまったく絞り切れない状態です。
入庫されたときはアイドリングは安定していたため、ひとまずフォルトコードを消して様子を見ることにしました。
しばらくすると、アイドリングが不安定になったため、再度テスターで調査開始。
すると、P1297とP0171と表示されました。
P1297は「ターボとスロットバルブの間の圧力損失」、P0171は「混合気がリーン」ということです。

リーンとは、以前投稿した「ベンツW204 混合気リーンの改善」でも書いたとおり、燃料に混ざる空気の量が多すぎて、燃料が薄い状態を指します。
どこかから二次空気を吸っている可能性が高いので、エア吸いを確認。
エアを吸っている箇所は無さそうだったので、BOSCHのトラブルシューティングに従ってセンサー類などを点検していきますが、全て異常なし。
BOSCHのトラブルシューティング

ターボプレッシャレギュレータの故障を疑って外してみましたが、異常があるようには見えませんでした。

考えられる箇所をリストアップしてお客様に相談したところ、有益な情報をいただきました。
どうやらブローバイバルブ(PCVバルブ)があやしそうです。
ヘッドカバーの中に溜まったブローバイガスをインテークマニホールド(インマニ)に入れて混合気を一緒に燃焼させるためのものです。
ブローバイバルブ

フォルトコードのP1297「ターボとスロットバルブの間の圧力損失」が表示されていたことから、ブローバイバルブの可能性を除外してしまっていました。
これは自分の思い込みを反省しなければいけません。

オイルフィラーキャップを外すと以上に負圧が高いです。
完全にバルブが開きっぱなしの証拠です。
念のためインテークマニホールドに入っているホースを外してインマニ側をふさいでみると、アイドリングは安定しました。
故障箇所が確定し、ブローバイバルブを交換することに決定しました。

作業工程

ブローバイバルブの交換作業開始
ブローバイバルブの交換作業開始
簡単に外すことのできる場所に取り付けてあるので、どんどん作業を進めていきます。

ブローバイバルブを外したところ
中を見ると、かなり汚れがたまっていました。

ブローバイバルブ新旧
ブローバイバルブ新旧。

新品パッキン
パッキンも新品に交換します。

スパークプラグ新旧
スパークプラグも減っていたので、新品に交換させていただきました。

作業が終了し、しばらくエンジンをアイドリングしたり走行したりしましたが、アイドリングはしっかり安定しています。
フォルトコードも出ず、無事納車となりました。

同車種ユーザー様へのアドバイス

ブローバイバルブは車種によりますがおおよそ50,000kmでの交換が目安となる定期交換部品です。
ブローバイバルブに限らず車には定期交換部品がたくさんあります。
部品代と交換工賃で多少は出費となりますが、車を長く元気に走らせるためには必要な作業です。
点検記録簿などにブローバイバルブやヒューエルフィルターなどを交換した記録が無いようでしたら、一度点検されることをお勧めします。

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