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BMW 320i オイル燃焼の解消

2018.09.06

車両データ

BMW 320i
平成19年
走行距離 88,000㎞

状況確認

「オイルの消費が早い」ということで入庫されました。
オイルの消費が早いということは、エンジンのオイル漏れなのか、または「オイル上がり・オイル下がり」なのか、原因はさまざま考えられます。
一度車両をリフトで上げてみると、特にオイル漏れを起こしている様子はありません。
なので、オイルが燃料と一緒に燃焼されてしまっているのではないかと考えられます。

アイドリングでエンジンをかけていると、マフラーからうっすらと白煙が出てくるのが確認できました。
走っていたら気が付かない程度です。
これはやはりオイルが燃焼していることを示しています。
どこかで燃料とオイルが混ざってしまっているので、どこで混ざっているのかを確認していきます。

オイルが燃焼してしまう原因として症例が多いのが、「オイル上がり・オイル下がり」です。
エンジンの中では、ピストンが上下運動を繰り返すことで動力を生んでいます。
簡単に表現すると、ピストンが上がるときにオイルを吸い込んでしまう状態を「オイル上がり」、ピストンが下がるときにオイルが混ざってしまう状態を「オイル下がり」と言います。
原因となるのはどちらも部品の摩耗です。
もしこのどちらかが原因となると、エンジンをばらして修理していく必要があるため、費用も高額になってしまいます。

そこで、まずは簡単に確認できる部品から見ていきます。
ブローバイホースを外してインテークマニホールド内をのぞいてみると、オイルが溜まっているのが確認できました。
途中にオイルセパレーターという部品があり、ブローバイホースからオイルを吸い込んだ時に混ざりこんでいるエアーを分離する部品になります。
エアーを分離したオイルはオイルパンに戻り、また循環する仕組みになっているのですが、オイルの一部がエアーと一緒にインテークマニホールド側に回ってしまったようです。

今回の修理は、オイルセパレーターの交換とそれに伴いマニホールドガスケットも交換することになりました。

作業工程

インテークマニホールドを外す前
インテークマニホールドを外す前

インテークマニホールドを外したところ
インテークマニホールドを外したところ

ここがオイルセパレーター
ここがオイルセパレーター

オイルセパレーターを分解したところ
オイルセパレーターを分解したところ

新旧オイルセパレーター
新旧オイルセパレーター

部品の交換が完了しエンジンをかけたところ、オイルの消費もなく白煙も解消されました。

同車種ユーザー様へのアドバイス

オイルが消費されてしまうとオーバーヒートの原因になったり、エンジン内部が汚れてオーバーホールの必要が生じたり、大掛かりな修理になりかねません。
少しでも気になったら、お気軽にお問い合わせください。

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